地域住民の喫煙者割合を把握するため質問紙調査を行う。偶然誤差と関連するのはどれか…
地域住民の喫煙者割合を把握するため質問紙調査を行う。偶然誤差と関連するのはどれか。
- ⑴ 喫煙の定義喫煙の定義の不明確さは測定の誤分類を生み、系統誤差(情報バイアス)に関わります。
- ⑵ 記名の有無記名式では喫煙を過小申告しやすく、系統誤差(情報バイアス)の原因となります。
- ⑶ 質問の妥当性質問の妥当性は測定の正確さに関わり、系統誤差に関連します。
- ⑷ 調査対象者数調査対象者数を増やすと偶然によるばらつきが小さくなり、偶然誤差と関連します。
- ⑸ 無作為抽出の有無無作為抽出をしないと選択バイアスが生じ、系統誤差に関わります。
解説
正解は⑷です。調査で生じる誤差には、偶然誤差(ランダムエラー)と系統誤差(バイアス)があります。偶然誤差は標本抽出に伴う偶然のばらつきによるもので、調査対象者数(標本サイズ)を増やすことで小さくできます。一方、喫煙の定義の曖昧さ、記名による回答のゆがみ、質問の妥当性、無作為抽出の有無は、いずれも結果を一定方向にずらす系統誤差(情報バイアスや選択バイアス)に関わる要素で、対象者数を増やしても小さくなりません。両者の違いを区別して理解しておくことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成