疾患と好発部位の組合せで誤っているのはどれか。
疾患と好発部位の組合せで誤っているのはどれか。
- ⑴ 疥癬 ― 外陰部正しい組合せです。疥癬は指間、手掌、腋窩、外陰部(陰嚢の結節)などに好発します。
- ⑵ ケロイド ― 耳介正しい組合せです。ケロイドは前胸部、肩、耳介(ピアス後)などに好発します。
- ⑶ 脂腺母斑 ― 頭部正しい組合せです。脂腺母斑は出生時から頭部に黄色調の脱毛斑として認められることが多いです。
- ⑷ 血管性浮腫 ― 口唇正しい組合せです。血管性浮腫は口唇、眼瞼など組織の疎な部位に好発します。
- ⑸ ケラトアカントーマ ― 臍部ケラトアカントーマは顔面などの日光露光部に好発し、臍部は好発部位ではないため、これが誤った組合せです。
解説
正解は⑸です。ケラトアカントーマは高齢者の顔面などの日光露光部に好発し、数週間で急速に増大する中心臍窩(噴火口状の角栓)を伴うドーム状結節です。「臍部」に好発するわけではなく、⑸の組合せが誤りです。疥癬は指間・外陰部・腋窩など、ケロイドは前胸部・肩・耳介(ピアス後)、脂腺母斑は頭部(生下時の脱毛斑)、血管性浮腫は口唇やまぶたに好発します。「中心臍窩」という形態の言葉と「臍部」という部位を混同しないことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成