低補体血症をきたしやすいのはどれか。2 つ選べ。
低補体血症をきたしやすいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 胃癌低補体血症をきたしやすい疾患ではありません。
- ⑵ 肝不全補体の多くは肝臓で産生されるため、肝不全で低下します。
- ⑶ Behçet 病炎症性疾患で補体はむしろ上昇することが多く、低補体血症は特徴ではありません。
- ⑷ 非結核性抗酸菌症低補体血症をきたしやすい疾患ではありません。
- ⑸ 全身性エリテマトーデス免疫複合体による補体の消費で低補体血症をきたします。
解説
正解は⑵と⑸です。補体成分の多くは肝臓で産生されるため、肝不全では補体の産生が低下して低補体血症をきたします。全身性エリテマトーデス(SLE)では免疫複合体による古典経路の活性化で補体が消費され、C3、C4、CH50が低下し、疾患活動性の指標となります。胃癌、Behçet病、非結核性抗酸菌症では、炎症に伴いむしろ補体は正常か上昇することが多く、低補体血症は特徴ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成