頸部を圧迫した際に閉塞しないのはどれか。
頸部を圧迫した際に閉塞しないのはどれか。
- ⑴ 気管頸部を走行するため、頸部の圧迫で閉塞し得ます。
- ⑵ 外頸静脈頸部の皮下の浅い位置を走行し、圧迫で容易に閉塞します。
- ⑶ 総頸動脈頸部を走行するため、頸部の圧迫で閉塞し得ます。
- ⑷ 内頸静脈頸部を走行するため、頸部の圧迫で閉塞し得ます。
- ⑸ 腕頭動脈胸郭内の上縦隔に位置するため、頸部の圧迫では閉塞しません。
解説
正解は⑸です。腕頭動脈は大動脈弓から分岐し、胸骨柄の後方(上縦隔)を走行して右鎖骨の胸鎖関節の後方で右総頸動脈と右鎖骨下動脈に分かれます。胸郭内に位置するため、頸部を圧迫しても閉塞しません。気管、外頸静脈、総頸動脈、内頸静脈はいずれも頸部を走行するため、頸部の圧迫で閉塞し得ます。頸部圧迫による窒息や意識消失は、気道の閉塞や頸部血管の閉塞、頸動脈洞反射などによって生じます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成