ソクマル医師

34 歳の男性。健診で胸部異常陰影を指摘され来院した。今までに胸部異常陰影を指摘…

34 歳の男性。健診で胸部異常陰影を指摘され来院した。今までに胸部異常陰影を指摘されたことはなく、咳と痰の症状はない。体温35.9 ℃。脈拍64/分、整。血圧132/84mmHg。呼吸数16/分。SpO2 98 %(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部造影CT(別冊No. 17)を別に示す。最も考えられるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑸です。若年成人で無症状のまま健診で見つかった胸部異常陰影で、正答から、CTでは後縦隔の傍脊椎領域に境界明瞭な腫瘤を認めると考えられ、神経原性腫瘍(神経鞘腫など)が最も考えられます。縦隔腫瘍は発生部位から推定され、前縦隔には胸腺腫瘍、奇形腫、悪性リンパ腫、中縦隔には気管支原性嚢胞など、後縦隔には神経原性腫瘍が多く発生します。神経鞘腫は良性で、手術による切除が行われます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成

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