腹腔鏡所見(別冊No. 1)を別に示す。画像内に認められないのはどれか。
腹腔鏡所見(別冊No. 1)を別に示す。画像内に認められないのはどれか。
- ⑴ 胃上腹部の腹腔鏡画像で描出されている臓器と考えられます。
- ⑵ 肝臓上腹部の腹腔鏡画像で描出されている臓器と考えられます。
- ⑶ 脾臓左上腹部の背側深部にあり、通常の視野では描出されにくく、画像に認められません。
- ⑷ 横隔膜肝臓の上方に描出される構造と考えられます。
- ⑸ 肝円索臍から肝臓へ向かう索状物で、上腹部の観察で描出されます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。腹腔鏡で上腹部を観察した画像で、正答から、肝臓、胃、横隔膜、肝円索は写っているが脾臓は写っていないと判断されます。脾臓は左上腹部の背側、胃の後外側の深い位置にあり、横隔膜と胃に隠れるため、通常の腹腔鏡の視野では直接観察しにくい臓器です。肝円索は臍から肝臓へ向かう索状物(胎生期の臍静脈の遺残)で、肝鎌状間膜の下縁を走り、上腹部の観察で目印になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成