自我障害の訴えでないのはどれか。
自我障害の訴えでないのはどれか。
- ⑴ 「自分の考えが他人に操られています」他者に操られている感覚で、作為体験(させられ体験)という自我障害です。
- ⑵ 「自分の考えが抜き取られてしまいます」考えが抜き取られる感覚で、思考奪取という自我障害です。
- ⑶ 「自分の考えでない考えが勝手に浮かんできます」他者の考えを吹き込まれる感覚で、思考吹入という自我障害です。
- ⑷ 「自分の考えが電波に乗って世界中に伝わっています」考えが他者に伝わってしまう感覚で、思考伝播という自我障害です。
- ⑸ 「自分の考えなど取るに足らない価値のないものです」自己の価値を低く評価するもので、うつ病の微小念慮などに当たり自我障害ではありません。
解説
正解は⑸です。自我障害は、自分の思考や行動が自分のものであるという感覚(能動性や自他の境界)が障害された状態で、統合失調症に特徴的です。「考えが操られる」(作為体験)、「考えが抜き取られる」(思考奪取)、「自分のものでない考えが浮かぶ」(思考吹入)、「考えが世界中に伝わる」(思考伝播)は自我障害です。「自分の考えなど価値がない」は自己評価の低下で、うつ病の微小念慮などにみられ、自我障害ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成