飲酒がリスクファクターとならないのはどれか。
飲酒がリスクファクターとならないのはどれか。
- ⑴ 食道癌飲酒は食道扁平上皮癌の明確な危険因子です。
- ⑵ 認知症多量飲酒は認知症の危険因子として知られています。
- ⑶ 骨粗鬆症多量飲酒は骨量低下や転倒・骨折の危険因子です。
- ⑷ Wernicke 脳症アルコール多飲によるビタミンB1欠乏が原因となります。
- ⑸ 慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉COPDの最大の危険因子は喫煙で、飲酒は危険因子とされていません。
解説
正解は⑸です。COPDの最大の危険因子は喫煙であり、飲酒は危険因子とされていません。一方、飲酒は食道癌(特にアルデヒド脱水素酵素の活性が弱い人で扁平上皮癌のリスクが高い)、認知症(アルコール関連認知症)、骨粗鬆症(骨形成の抑制やカルシウム代謝への影響、転倒の増加)、Wernicke脳症(ビタミンB1欠乏)の危険因子として知られています。飲酒と喫煙は併存しやすいため、交絡に注意して評価します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成