48 歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで腫瘤を指摘され、精査目的に来院した。…
48 歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで腫瘤を指摘され、精査目的に来院した。右乳房の上外側区域に径25 mm の腫瘤を触知する。次に行う検査はどれか。
- ⑴ 頭部MRI脳転移の評価に用いる検査で、診断前に行うものではありません。
- ⑵ 乳房MRI乳癌の広がり診断などに用いる検査で、まず行う検査ではありません。
- ⑶ 胸部造影CT肺転移やリンパ節転移の検索に用いる検査で、診断前に行うものではありません。
- ⑷ 乳房超音波検査腫瘤の性状評価と生検ガイドに有用で、まず行う検査として適切です。
- ⑸ 骨シンチグラフィ骨転移の評価に用いる検査で、まず行う検査ではありません。
解説
正解は⑷です。乳がん検診のマンモグラフィで腫瘤を指摘され、腫瘤を触知する場合、次に行う検査は乳房超音波検査です。超音波検査は低侵襲で、腫瘤の形状、境界、内部エコー、縦横比などから良悪性を評価でき、その後の穿刺吸引細胞診や針生検のガイドとしても用います。乳房MRIは乳癌と診断された後の広がり診断に、胸部造影CT、頭部MRI、骨シンチグラフィは悪性と確定した後の転移検索に用いる検査です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成