後天性の感音難聴を引き起こすウイルスはどれか。
後天性の感音難聴を引き起こすウイルスはどれか。
- ⑴ アデノウイルス咽頭結膜熱や流行性角結膜炎の原因で、感音難聴の典型的な原因ではありません。
- ⑵ Epstein-Barr〈EB〉ウイルス伝染性単核球症の原因ウイルスで、後天性感音難聴の代表ではありません。
- ⑶ 単純ヘルペスウイルス顔面神経麻痺や脳炎に関わりますが、後天性感音難聴の代表的な原因ではありません。
- ⑷ 風疹ウイルス感音難聴は主に先天性風疹症候群としてみられ、後天性の代表ではありません。
- ⑸ ムンプスウイルス流行性耳下腺炎に合併し、一側性高度の不可逆的な感音難聴を起こします。
解説
正解は⑸です。ムンプスウイルスは流行性耳下腺炎に合併して、多くは一側性の高度な感音難聴(ムンプス難聴)を起こし、回復しにくいことが知られています。ワクチンによる予防が重要です。風疹ウイルスやサイトメガロウイルスは先天性感染による感音難聴の原因で、後天性の代表ではありません。アデノウイルスやEBウイルス、単純ヘルペスウイルスは後天性感音難聴の典型的な原因としては挙げられません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成