ソクマル医師

52歳の女性。2か月前から口の中にただれができ、食事がしみる。最近、背中や胸に、…

52歳の女性。2か月前から口の中にただれができ、食事がしみる。最近、背中や胸に、破れやすい薄い水疱ができ、破れてびらんになっている。水疱のない部分の皮膚をこすると、表皮がずれてむける。皮膚の組織検査で、表皮の中で細胞どうしが離れて水疱ができていた。この病気の仕組みとして最も適切なのはどれか。

解説

最も適切なのは、表皮の細胞どうしをつなぐたんぱくに対する自己抗体ができ、表皮の中が裂けるという仕組みです。これは尋常性天疱瘡で、デスモグレインというたんぱくに対する自己抗体により、表皮の細胞どうしの接着がはずれます。そのため、表皮の中に薄く破れやすい水疱ができ、すぐにびらんになります。口の中のただれで始まることが多く、正常にみえる皮膚をこすると表皮がずれてむけるのも特徴です。副腎皮質ステロイドなどで治療します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

この回を通して解く

同じ単元の問題