72歳の男性。心房細動と診断され、医師がワルファリンの飲み方、出血に気づいたとき…
72歳の男性。心房細動と診断され、医師がワルファリンの飲み方、出血に気づいたときの対応、納豆を控える理由を説明した。男性は「はい、分かりました」とうなずいている。医師が、説明が正しく伝わったかを確かめる方法として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「分かりましたね」と念を押し、うなずいたことを確かめて説明を終える「はい」と答えるだけでは、本当に理解しているかは分かりません。
- ⑵ 「ご家族に説明するつもりで、飲み方と注意点を話してみてください」と頼む説明した内容を患者自身の言葉で言い直してもらうと、どこが伝わり、どこが伝わっていないかを確かめられます。
- ⑶ 説明の内容を書いた用紙を渡し、自宅で読んでおくよう伝えて面接を終える用紙を渡すことは役に立ちますが、その場で理解を確かめる方法にはなりません。
- ⑷ 理解できているかどうかを、付き添いの看護師にあとで患者に確かめてもらう説明した医師がその場で確かめれば、誤解をすぐに正せます。
- ⑸ 同じ説明を専門用語を加えてもう一度くり返し、最後に質問がないかを尋ねる専門用語を加えると分かりにくくなり、質問がないことは理解の証明になりません。
解説
最も適切なのは、説明した内容を患者自身の言葉で話してもらう方法です。うなずきや「分かりました」という返事は、理解していなくても出ることがあります。患者に言い直してもらうと、正しく伝わった点と誤解している点が分かり、その場で補足できます。ワルファリンのように飲み方や食事の注意が大切な薬では、特に有効な確かめ方です。念を押すだけ、用紙を渡すだけでは、理解の程度を確かめるには不十分です。
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