消失半減期が8時間の薬を、同じ量で8時間ごとに繰り返し投与する。初回の投与から始…
消失半減期が8時間の薬を、同じ量で8時間ごとに繰り返し投与する。初回の投与から始めて、血中濃度がほぼ定常状態に達するまでの時間としておよそ正しいのはどれか。ただし、定常状態には半減期のおよそ5倍の時間で達するものとする。
- ⑴ 約8時間半減期1回分の時間で、この時点では定常状態の半分の濃度にしか達していません。
- ⑵ 約200時間半減期の25倍に当たり、投与間隔と半減期を掛け合わせるなどの誤った計算による値です。
- ⑶ 約80時間半減期の10倍に当たり、定常状態に達するまでの目安としては長すぎます。
- ⑷ 約16時間半減期2回分で、定常状態の約75%にとどまります。
- ⑸ 約40時間定常状態には半減期のおよそ5倍で達するため、8時間×5で約40時間です。投与間隔には左右されません。
解説
定常状態に達するまでの時間はおよそ40時間です。同じ量を一定の間隔で繰り返し投与すると、血中濃度は投与のたびに少しずつ上がり、入る量と出ていく量がつり合う定常状態に近づきます。半減期1回分で定常状態の50%、2回分で75%、3回分で約88%、4〜5回分でほぼ定常状態に達します。この時間は半減期で決まり、投与量や投与間隔では変わりません。
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