70歳の女性。高血圧と診断され、初めて降圧薬を処方することになった。医師が薬の飲…
70歳の女性。高血圧と診断され、初めて降圧薬を処方することになった。医師が薬の飲み方を説明した。患者が説明を正しく理解したかを確かめる方法として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「分かりましたか」と尋ね、うなずいたことを確認する。うなずきは遠慮や形式的な返事であることが多く、実際に理解しているかは確かめられません。
- ⑵ 薬の作用機序を専門用語も交えて正確に説明し直す。専門用語を増やすと理解しにくくなります。説明を繰り返すだけでは理解の確認にもなりません。
- ⑶ 起こり得る副作用を、頻度の低いものから順に読み上げる。情報を一度に多く伝えると要点が埋もれます。読み上げても理解の確認にはなりません。
- ⑷ 飲む時間と量を、患者自身の言葉でもう一度話してもらう。患者に自分の言葉で説明してもらうと、理解できている点と誤解している点を具体的に確かめられます。
- ⑸ 説明書を渡し、帰宅後に家族と読んでおくよう伝える。書面は補助として有用ですが、その場で理解を確かめる方法にはなりません。
解説
飲む時間と量を、患者自身の言葉でもう一度話してもらう方法が最も適切です。説明した内容を患者に言い直してもらうと、どこを誤解しているかが分かり、その場で補えます。「分かりましたか」への返事やうなずきは、遠慮から出ることが多く、理解の確認になりません。説明は専門用語を避けて要点を絞り、書面は理解を補う道具として使います。
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