内部被ばくの防護対策である3 D 2 C の原則で誤っているのはどれか。
内部被ばくの防護対策である3 D 2 C の原則で誤っているのはどれか。
- ⑴ 希釈希釈(Dilution)は3Dの一つで、濃度を下げて取り込み量を減らす考え方です。原則に含まれるので正解ではありません。
- ⑵ 時間「時間」は外部被ばく防護の三原則(時間・距離・遮蔽)の要素で、内部被ばくの3D2Cには含まれません。この記述が誤りなので正解です。
- ⑶ 分散分散(Dispersion)は3Dの一つで、放射性物質を拡散させて局所の濃度を下げる考え方です。
- ⑷ 集中化集中化(Concentration)は2Cの一つで、放射性物質を一か所に集めて管理する考え方です。
- ⑸ 閉じ込め閉じ込め(Confinement)は2Cの一つで、グローブボックスやフードを用いて放射性物質を外に出さない考え方です。
解説
正解は⑵です。3D2Cの原則は内部被ばくを防ぐための考え方で、3Dは希釈(Dilution)・分散(Dispersion)・除去(Decontamination)、2Cは集中化(Concentration)・閉じ込め(Confinement)を指します。放射性物質を体内に取り込ませないために、薄める・散らす・取り除く、あるいは一か所に集めて閉じ込めるという方針です。一方「時間・距離・遮蔽」は外部被ばく防護の三原則であり、3D2Cには含まれません。この二つの原則を混同しないことが要点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成