乳房CC 方向撮影で正しいのはどれか。
乳房CC 方向撮影で正しいのはどれか。
- ⑴ 圧迫圧は50 N 程度とする。実際には約100〜150 N(9〜15 kgf)を目安とします。50 Nでは圧迫が不十分で乳房厚が減らず、画質も線量条件も不利になります。
- ⑵ 管電圧は圧迫乳房厚に反比例する。厚い乳房ほど透過に高い管電圧が必要なので、反比例ではなく圧迫乳房厚とともに高く設定します。
- ⑶ 自動露出制御〈AEC〉は使用しない。乳房厚や乳腺量の個人差が大きいため、適正な線量を得るために自動露出制御を用いるのが基本です。
- ⑷ 外側上部がブラインドエリアになりやすい。CC方向では乳房支持台に乗せられない外側後方、とくに外側上部が写野から外れやすく、ブラインドエリアになりやすい部位です。
- ⑸ 乳房支持台の角度を被検者の大胸筋と平行に合わせる。支持台の角度を被検者の大胸筋に平行に合わせるのはMLO撮影の手順です。CC方向では支持台は水平にします。
解説
正解は⑷です。CC方向(頭尾方向)撮影は乳房を上下から圧迫して撮影するため、乳房支持台に乗せきれない外側の後方部、とくに外側上部が写野から外れやすく、ブラインドエリアになりやすい部位です。これを補う目的でMLOなど他の方向を追加します。圧迫圧は約100〜150 N(9〜15 kgf)を目安とし、管電圧は圧迫乳房厚が増すほど高く設定し、露出は自動露出制御を用います。支持台の角度を大胸筋に平行に合わせるのはMLO撮影の要点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成