現在用いられているdual energy CT の収集方式で誤っているのはどれか…
現在用いられているdual energy CT の収集方式で誤っているのはどれか。
- ⑴ ビーム分割方式1本のX線ビームを異なるフィルタで前後に分けて2種のスペクトルを得る方式で、実用化されています。誤りではありません。
- ⑵ 二層検出器方式上層で低エネルギー成分、下層で高エネルギー成分を検出する方式で、実際に使われている収集法です。
- ⑶ 高速管電圧変調方式管電圧を80 kVと140 kVなどの間で高速に切り替える方式で、代表的なdual energyの収集法です。
- ⑷ translate rotate 方式translate rotateは第2世代までのCTの走査(スキャン)方式の呼称で、dual energyのデータ収集方式ではありません。この組み込みが誤りなので正解です。
- ⑸ dual source MDCT 収集方式2組の管球・検出器をそれぞれ異なる管電圧で動作させる方式で、実用化されている収集法です。
解説
正解は⑷です。translate rotate方式は、X線管と検出器を平行移動させながら少しずつ回転させる第2世代までのCTの走査方式の名称であり、二つのエネルギーのデータを収集する方法ではありません。現在のdual energy CTでは、管電圧を高速に切り替える高速管電圧変調方式、2組の管球と検出器を使うdual source方式、上下でエネルギーを分離する二層検出器方式、線源側でビームを分けるビーム分割方式が実用化されています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成