X 線透視撮影装置で正しいのはどれか。2 つ選べ。
X 線透視撮影装置で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ I. I. の方がFPD より画像歪が小さい。I. I. は入力面が曲面で電子光学系を使うため糸巻き型歪やSブレが生じます。平面検出器のFPDの方が画像歪は小さくなります。
- ⑵ パルス照射によって被ばくを低減できる。連続照射をパルス照射に変えると総照射時間が短くなり、画質を保ちながら患者と術者の被ばくを低減できます。
- ⑶ イメージングプレートを用いた方式がある。イメージングプレートは読取装置での走査が必要で動画は得られません。透視撮影装置の方式としては存在しません。
- ⑷ X 線管装置とX 線受像器が連動して移動する。X線管装置とX線受像器は患者を挟んで対向し、連動して移動することで管球と受像器の位置関係を保ちます。
- ⑸ FPD 方式ではX 線を検出する変換層を用いない。FPDはCsIなどのシンチレータ(間接変換)やa-Se(直接変換)といった変換層でX線を検出します。変換層は必須の構成です。
解説
正解は⑵と⑷です。透視ではX線を連続照射する代わりにパルス状に区切って照射することで、総照射時間を減らして被ばくを低減できます。またX線管装置とX線受像器は患者を挟んで対向し、連動して動くことで常に同じ位置関係を保ちます。I. I. は周辺部で糸巻き型の画像歪を生じるためFPDの方が歪は小さく、透視にイメージングプレートを用いる方式はなく、FPDはシンチレータや光導電体といった変換層でX線を検出しています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成