医用電気機器の漏れ電流の許容値(JIS T 0601 - 1)で、複数の患者接続…
医用電気機器の漏れ電流の許容値(JIS T 0601 - 1)で、複数の患者接続部があるCF 形装着部の単一故障状態における合計患者漏れ電流の許容値[μA]はどれか。
- ⑴ 5どの分類・状態にも当てはまらない値です。CF形でも単一の患者接続部の正常状態の許容値は10 μAです。
- ⑵ 10CF形の正常状態で、単一の患者接続部に対する許容値です。設問が問う単一故障状態の合計値ではありません。
- ⑶ 50CF形の単一故障状態の単一接続部の値、あるいは正常状態の合計値に当たります。求められている単一故障状態の合計値はその2倍の100 μAです。
- ⑷ 100CF形の合計患者漏れ電流は正常状態50 μA、単一故障状態100 μAと規定されています。単一接続部の値の5倍に当たる値です。
- ⑸ 500B形・BF形を含めても、患者漏れ電流の許容値としてこの大きさは規定されていません。桁を一つ読み違えた値です。
解説
正解は⑷です。JIS T 0601-1では患者漏れ電流の許容値がB形・BF形・CF形で定められ、CF形装着部は最も厳しく、正常状態10 μA、単一故障状態50 μAとされています。複数の患者接続部をもつ装置では、各接続部から流れる電流の合計を評価する「合計患者漏れ電流」が別に規定され、その値は単一接続部に対する値の5倍、すなわちCF形では正常状態50 μA、単一故障状態100 μAとなります。単一接続部の値と合計値を混同しないよう注意してください。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成