内部被ばくが生じる検査はどれか。
内部被ばくが生じる検査はどれか。
- ⑴ PET/CT18F-FDGなどの放射性医薬品を体内に投与するため、体内の核種からの放射線による内部被ばくが生じます。CT部分は外部被ばくです。
- ⑵ 造影MRIMRIは静磁場とラジオ波を用い、ガドリニウム造影剤も放射性ではありません。電離放射線を使わないため被ばくは生じません。
- ⑶ 乳房X 線撮影体外のX線管から照射する検査なので外部被ばくです。放射性物質を体内に入れないため内部被ばくにはなりません。
- ⑷ 造影超音波検査超音波と微小気泡造影剤を用いる検査で、電離放射線も放射性物質も使いません。被ばくそのものが生じません。
- ⑸ 上部消化管造影検査硫酸バリウムは放射性物質ではありません。被ばくは体外のX線管からのX線によるもので、外部被ばくに分類されます。
解説
正解は⑴です。内部被ばくは放射性物質が体内に入ることで生じます。PET/CTでは18F-FDGなどの放射性医薬品を静脈内投与するため、体内に取り込まれた核種から放出される陽電子と消滅放射線によって被ばくが生じ、これが内部被ばくに当たります。同時に行うCTは体外からのX線による外部被ばくです。他の選択肢の造影剤やX線は放射性物質ではないため、被ばくが生じても外部被ばくにとどまるか、そもそも電離放射線を用いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成