細胞分裂で染色体の複製が起こる時期はどれか。
細胞分裂で染色体の複製が起こる時期はどれか。
- ⑴ G 1 期G1期はDNA複製に必要な酵素や材料をそろえる準備期間で、DNA量は複製前のままです。複製そのものは次のS期で起こります。
- ⑵ G 2 前期G2期はDNA複製が終わったあと分裂の準備をする時期で、複製は行われません。またG2期に前期という区分はありません。
- ⑶ G 2 中期G2期に中期という区分はありません。中期は分裂期(M期)の段階名で、染色体が赤道面に並ぶ時期を指します。
- ⑷ G 2 後期G2期に後期という区分はありません。後期は分裂期の段階名で、姉妹染色分体が両極へ移動する時期です。
- ⑸ S期S期はDNAが合成(複製)される時期で、DNA量が2倍になり染色体が複製されて姉妹染色分体が形成されます。
解説
正解は⑸です。細胞周期はG1期→S期→G2期→M期の順に進み、DNAの複製(合成)が行われるのはS期(synthesis期)です。この時期にDNA量が2倍になり、染色体が複製されて姉妹染色分体となります。G1期とG2期はそれぞれ複製と分裂の準備をする間期であり、G2期に前期・中期・後期という区分はなく、これらは分裂期(M期)の段階名です。なお放射線感受性はM期で最も高く、S期後半で最も低いことも押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成