放射線治療用線量計に用いられる電位計のガイドラインでユーザーによる点検項目に含ま…
放射線治療用線量計に用いられる電位計のガイドラインでユーザーによる点検項目に含まれないのはどれか。
- ⑴ 繰返し性繰返し性は同じ条件で繰り返し測定したときのばらつきをみる項目で、電位計のユーザー点検項目に含まれます。
- ⑵ 電荷漏れ電荷漏れ(リーク)は入力を開放した状態で表示が変化しないかを確認する項目で、電位計のユーザー点検項目に含まれます。
- ⑶ ゼロ点シフトゼロ点シフトは電源投入やレンジ切替の際にゼロ点がずれていないかを確認する項目で、ユーザー点検に含まれます。
- ⑷ ゼロ点ドリフトゼロ点ドリフトは時間経過に伴うゼロ点の変動を確認する項目で、電位計のユーザー点検項目に含まれます。
- ⑸ 温度・圧力依存性温度・圧力の影響を受けるのは空気の密度が変わる電離箱側であり、測定値は温度気圧補正で扱います。電位計の点検項目ではないため、これが正答です。
解説
正解は⑸です。放射線治療用線量計に関するガイドラインでは、電位計についてユーザーが行う点検項目として、繰返し性、電荷漏れ(リーク電流)、ゼロ点シフト、ゼロ点ドリフト、直線性、測定レンジ間の一貫性などが挙げられています。一方、温度・圧力依存性は空気の密度変化によって電離箱内で収集される電荷量が変わることに由来する問題で、測定値には温度気圧補正係数を掛けて対応します。電位計そのものの点検項目には含まれません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成