我が国の2023 年時点でがん死亡数が最も多い疾患はどれか。
我が国の2023 年時点でがん死亡数が最も多い疾患はどれか。
- ⑴ 乳癌乳癌は女性の罹患数が最も多いがんですが、検診と治療の進歩で予後が比較的良く、死亡数では大腸癌・肺癌・膵癌などの下位になります。
- ⑵ 肺癌2023年の人口動態統計で部位別がん死亡数の第1位はおよそ7万6千人の肺癌で、1990年代から連続して最多を占めています。
- ⑶ 肝臓癌肝臓癌はC型肝炎への対策と治療の進歩により死亡数が減少しており、2023年時点では上位ではありません。
- ⑷ 甲状腺癌甲状腺癌は多くが進行の緩やかな分化型で予後が良好なため、がん死亡数はごく少数にとどまります。
- ⑸ 前立腺癌前立腺癌は高齢男性で罹患数が増えていますが、進行が緩やかで治療法も多く、死亡数では肺癌・大腸癌・胃癌より少ないです。
解説
正解は⑵です。厚生労働省の人口動態統計によると、2023年のがん死亡数は肺癌がおよそ7万6千人で最も多く、大腸癌、胃癌、膵癌がこれに続きます。肺癌は1990年代に胃癌を抜いて以降、部位別のがん死亡数で第1位を続けています。男女別では男性の1位が肺癌、女性の1位が大腸癌です。乳癌や前立腺癌は罹患数が多い一方で予後が比較的良いため死亡数は少なく、肝臓癌は近年減少傾向、甲状腺癌の死亡数はごく少数です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成