177Lu-オキソドトレオチドによる核医学治療後の患者の退出基準で、体表面から1…
177Lu-オキソドトレオチドによる核医学治療後の患者の退出基準で、体表面から1 m の点における1 cm 線量当量率[μSv/h]で正しいのはどれか。
- ⑴ 11μSv/hは事実上の自然放射線レベルに近い厳しさで、この基準では退出できる患者がほとんどいなくなります。定められた値ではありません。
- ⑵ 55μSv/hは通知で177Lu-オキソドトレオチドに定められた値ではありません。数値を混同しやすいので核種ごとに整理して覚えます。
- ⑶ 18177Lu-オキソドトレオチドの退出基準として通知に示された値で、体表面から1mの点の1cm線量当量率が18μSv/h以下であれば退出できます。
- ⑷ 3030μSv/hは177Lu-オキソドトレオチドの基準値ではありません。退出基準は核種と製剤ごとに個別に定められています。
- ⑸ 500500μSv/hは桁が大きすぎ、公衆や介護者の被ばくを抑える退出基準として成り立ちません。
解説
正解は⑶です。放射性医薬品を投与された患者の退出は、厚生労働省の通知(放射性医薬品を投与された患者の退出に関する指針)により核種・製剤ごとに基準が定められています。177Lu-オキソドトレオチドを用いたペプチド受容体核医学治療では、患者の体表面から1mの点における1cm線量当量率が18μSv/h以下であることが退出の基準とされています。退出判定にはこの線量率による方法のほか、投与量や患者ごとの積算線量計算による方法もあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成