ソクマル診療放射線技師

めまいを訴える患者の頭部MRI のFLAIR 像(別冊No. 2A)と拡散強調像…

めまいを訴える患者の頭部MRI のFLAIR 像(別冊No. 2A)と拡散強調像(別冊No. 2B)を別に示す。医師に報告すべき病変が存在するのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。拡散強調像で明瞭な高信号を示し、FLAIR像でも同じ部位に淡い高信号を伴う病変が小脳半球にみられ、急性期の小脳梗塞として医師へ速やかに報告すべき所見です。拡散強調像は細胞性浮腫による水分子の拡散低下をとらえるため、発症直後から病変が高信号として描出され、FLAIR像の変化に先行します。めまい・ふらつきという訴えとも一致します。延髄・眼窩・後頭葉・側頭葉には信号異常がなく、報告すべき病変は認められません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成

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