剣状突起よりも尾側に位置するのはどれか。
剣状突起よりも尾側に位置するのはどれか。
- ⑴ 胸骨上窩胸骨上窩は胸骨の上端にあるくぼみで、剣状突起よりはるかに頭側です。胸部撮影の上端の目安になります。
- ⑵ 喉頭隆起喉頭隆起(のどぼとけ)は頸部前面にあり、およそ第4〜5頸椎の高さです。剣状突起より大きく頭側にあります。
- ⑶ 乳様突起乳様突起は側頭骨の耳の後下方にある突起で、頭部の高さにあります。剣状突起より頭側です。
- ⑷ 肩甲骨下縁肩甲骨の下角はおよそ第7肋骨・第7胸椎の高さで、第9〜10胸椎の高さにある剣状突起より頭側になります。
- ⑸ 肋骨弓下縁肋骨弓下縁は第7〜10肋軟骨が作る弓状の縁で、その下端は剣状突起より尾側に位置します。
解説
正解は⑸です。剣状突起は胸骨の下端にあり、体表からはおおむね第9〜10胸椎の高さに触れます。肋骨弓下縁は第7〜10肋骨の軟骨が合わさって作る弓状の縁で、その最下端は剣状突起より下方(尾側)に位置し、腹部撮影の上端の目安に使われます。胸骨上窩は胸骨の上端、喉頭隆起は頸部、乳様突起は側頭骨の下部、肩甲骨下角は第7肋骨のあたりで、いずれも剣状突起より頭側にあるため、尾側にあるのは肋骨弓下縁だけです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成