不変性試験で正しいのはどれか。
不変性試験で正しいのはどれか。
- ⑴ 契約仕様を満たしているかを確認する。契約仕様や公称値を満たしているかを確認するのは受入試験の目的です。不変性試験は据付後に繰り返す試験です。
- ⑵ 特定の時点における機器の性能を確認する。特定の時点における機器の性能を確認するのは状態試験(ステータステスト)です。不変性試験は変化の傾向を追う試験です。
- ⑶ 機器の構成要素の性能変化の早期発見をする。構成要素の性能変化を早期に発見し、基準値と比較することが不変性試験の目的そのものです。
- ⑷ 既存の機器に大幅な改造が行われた後に実施する。大幅な改造や主要部品の交換の後に行うのは受入試験(再受入試験)です。改造後は基準値を取り直します。
- ⑸ 製品が必要な品質を満たしているか否かを確認する。製品が必要な品質を満たしているかを確認するのは製造者側の品質試験・型式試験にあたり、使用者が繰り返す不変性試験とは目的が違います。
解説
正解は⑶です。不変性試験は、装置の構成要素の性能に生じた変化をできるだけ早く見つけ、あわせて測定値を据付時に定めた基準値と比較するために、同じ方法で繰り返し行う一連の試験です。目的が「変化の早期発見」にある点が要点です。契約仕様どおりかを確かめるのは受入試験、特定の時点での性能を確認するのは状態試験、大幅な改造後に行うのは再受入試験であり、製品が必要な品質を満たすかを確かめるのは製造側の品質試験なので、いずれも不変性試験の目的とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成