X 線CT 装置の不変性試験の項目で正しいのはどれか。
X 線CT 装置の不変性試験の項目で正しいのはどれか。
- ⑴ 架台チルト架台チルト(傾斜角)の確認は据付時に行う受入試験の項目です。日常的に繰り返す不変性試験には含まれません。
- ⑵ 散乱線測定散乱線測定は装置の据付や防護評価に関わる受入試験の項目で、不変性試験では扱いません。
- ⑶ z 軸方向の空間分解能z軸方向の空間分解能は測定に手間がかかるため受入試験の項目です。不変性試験では面内の高コントラスト分解能を確認します。
- ⑷ 低コントラスト分解能低コントラスト分解能は観察者の判断に依存し再現性が得にくいため、受入試験の項目とされています。
- ⑸ アキシャルスキャンの再構成スライス厚アキシャルスキャンの再構成スライス厚は不変性試験の項目として規定されており、ビーム幅の変化を早期に検出できます。
解説
正解は⑸です。不変性試験は日常的に繰り返して性能の変化を早期に見つける試験なので、簡便な器具で再現性よく測れる項目に限られます。JISの規定ではCT値の平均値と雑音、均一性、高コントラスト(面内)空間分解能、線量、位置決め装置の精度、そしてアキシャルスキャンの再構成スライス厚が不変性試験の項目とされています。一方、架台チルトや散乱線測定、z軸方向の空間分解能、低コントラスト分解能は、据付時に基準値を決める受入試験の側の項目です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成