FPD で正しいのはどれか。
FPD で正しいのはどれか。
- ⑴ 量子検出効率はCR に比べ低い。逆です。FPDの量子検出効率はCRより高く、同じ画質をより少ない線量で得られる点が普及の理由です。
- ⑵ TFT スイッチングで信号を読み取る。各検出素子に組み込まれた薄膜トランジスタ(TFT)を行ごとにオンにして電荷を読み出すのがFPDの信号読み取り方式です。
- ⑶ 直接変換方式では輝尽性蛍光体が用いられる。輝尽性蛍光体はCRのイメージングプレートに用いられる材料です。直接変換方式のFPDではアモルファスセレン(a-Se)を使います。
- ⑷ CR 方式に比べ撮影してから画像表示までの時間が長い。逆です。FPDは読み出しが電気的に行われるためCRより短時間で画像が表示されます。
- ⑸ 間接変換方式は直接変換方式に比べ常時温度管理が必要である。逆です。温度で特性が変わりやすく常時温度管理が求められるのは、a-Seを用いる直接変換方式の側です。
解説
正解は⑵です。FPDは検出素子(dexel)を二次元に並べ、各素子に薄膜トランジスタ(TFT)のスイッチを組み込んだ構造で、行ごとにTFTをオンにして蓄えた電荷を順次読み出します。読み出しが電気的に完結するため、読取装置に運んでレーザで走査するCRに比べて撮影から画像表示までがはるかに短く、量子検出効率も高いという利点があります。輝尽性蛍光体はCRのイメージングプレートの材料であり、温度管理が必要なのは直接変換方式に使われるa-Seの側です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成