イメージインテンシファイアで誤っているのはどれか。
イメージインテンシファイアで誤っているのはどれか。
- ⑴ 管状の容器に収納されている。記述は正しいので正答ではありません。イメージインテンシファイアは内部を真空にした管状の容器に収納されています。
- ⑵ 入射したX 線は可視光に変換される。記述は正しいので正答ではありません。入射X線はまず入力蛍光面(CsIなど)で可視光に変換され、続いて光電面で電子に変換されます。
- ⑶ 入力窓にはアルミニウムが用いられている。記述は正しいので正答ではありません。入力窓はX線の減弱が小さく強度を保てるアルミニウムが用いられます。
- ⑷ X 線変換部、電子パターン変換部、出力像変換部からなる。記述は正しいので正答ではありません。X線変換部、電子パターン変換部(電子レンズ)、出力像変換部の三つで構成されます。
- ⑸ 出力像変換部では入力時の約100 倍に増幅された可視光に変換される。誤りの記述なのでこれが正答です。輝度利得は加速による利得と縮小利得の積で数千倍から1万倍程度に達し、約100倍ではありません。
解説
正解は⑸です。イメージインテンシファイアの輝度利得は入力時の数千倍から1万倍程度に達し、約100倍という値は一桁以上小さすぎるため⑸が誤りです。この大きな利得は、入力蛍光面で生じた光電子を20〜30kV程度で加速すること(フラックス利得)と、電子レンズで像を縮小すること(縮小利得)の積で得られます。他の選択肢はいずれも正しい記述で、真空の管状容器に収められ、入力窓はX線をよく通し強度のあるアルミニウムが用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成