管電圧100 kV、管電流800 mA、撮影時間0.1 s、管電圧リプル百分率1…
管電圧100 kV、管電流800 mA、撮影時間0.1 s、管電圧リプル百分率12%のインバータ式X 線装置の公称最大電力[kW]はどれか。
- ⑴ 59.259.2kWは0.74などの単相装置向けの波形率を掛けたときに出る値です。本問はインバータ式なのでその係数は使いません。
- ⑵ 76.0100kV×800mA=80kWにリプル10%超の係数0.95を掛けると76.0kWとなり、公称最大電力に一致します。
- ⑶ 80.080.0kWはリプル百分率の補正を行わずに管電圧と管電流を掛けただけの値です。リプルが10%を超える場合は係数を掛けます。
- ⑷ 96.096.0kWは80kWを1.2倍した値で、リプル12%を係数として掛けてしまう誤りに対応します。
- ⑸ 125.0125.0kWは管電圧を管電流で割るなど式の組み立てを誤ったときに出る値で、条件から得られる電力を超えています。
解説
正解は⑵です。公称最大電力は、管電圧100kV・負荷時間0.1sという規定条件でX線高電圧装置が出せる最大電力で、基本的には管電圧と管電流の積で表します。ただし管電圧リプル百分率が10%を超える装置では、平均的な出力の低下を見込んで0.95を乗じて表すことになっています。本問はリプル12%なので、100kV×800mA=80kWに0.95を掛けて76.0kWとなります。撮影時間0.1sは規定の負荷時間そのものなので、別に掛け合わせる必要はありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成