画像診断用ディスプレイの評価で階調ごとの輝度の実測値と理論値の差によって求められ…
画像診断用ディスプレイの評価で階調ごとの輝度の実測値と理論値の差によって求められるのはどれか。
- ⑴ 解像度解像度は細かい構造をどこまで分離して表示できるかの指標で、テストパターンの視認により評価します。輝度の理論値との比較ではありません。
- ⑵ 輝度比輝度比は最大輝度と最小輝度の比で、一つの数値として求めるものです。階調ごとの差を見る項目ではありません。
- ⑶ 最大輝度最大輝度は最も明るい階調の輝度そのものを測る項目で、理論値との差を階調ごとに評価するものではありません。
- ⑷ 輝度均一性輝度均一性は同じ階調を表示したときの画面内の位置によるばらつきを評価する項目で、階調ごとの評価ではありません。
- ⑸ コントラスト応答各階調の実測輝度とGSDFから求めた理論値との差を評価する項目で、階調表示特性の適否を判断します。
解説
正解は⑸です。画像診断用ディスプレイの品質管理では、入力する階調値を段階的に変えながら各段階の輝度を測定し、DICOM GSDF(grayscale standard display function)に基づいて計算した理論値と比較します。この実測値と理論値の差を評価する項目がコントラスト応答(階調特性)で、人の目に対して階調の変化が均等に見えるように較正されているかを確かめるものです。差が許容値を超えた場合はキャリブレーションを行います。輝度均一性は画面内の位置による輝度のばらつき、輝度比は最大輝度と最小輝度の比というように、評価する量が項目ごとに異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成