5 × 5 の画素値の分布A を図に示す。縦方向に平行投影でMIP 処理を行った…
5 × 5 の画素値の分布A を図に示す。縦方向に平行投影でMIP 処理を行った後の投影数列で正しいのはどれか。画素値の分布Ai \ j 1 2 3 4 51 2 8 5 3 52 6 1 7 2 43 4 6 2 4 64 3 2 6 3 15 0 3 5 3 4
- ⑴ 0 1 2 2 1各列の最小値を並べたもので、MinIP(最小値投影)の結果です。最大値を取るMIPとは逆の処理になっています。
- ⑵ 3 4 5 3 4各列の平均値(合計を5で割った値)で、平均値投影の結果です。MIPは平均ではなく最大値を取ります。
- ⑶ 6 8 7 4 6各列の最大値6,8,7,4,6を並べたもので、縦方向のMIPの結果と一致します。
- ⑷ 8 7 6 6 5各行の最大値を並べたもので、投影方向を横方向と取り違えた場合の答えです。本問は縦方向の投影です。
- ⑸ 15 20 25 15 20各列の合計値で、単純加算投影(RaySum)の結果です。X線の透過像に相当する処理で、MIPとは異なります。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。MIP(maximum intensity projection)は、投影する向きに並ぶ画素のうち最大値だけを取り出して並べる処理です。縦方向に平行投影するので、各列(j=1〜5)について行方向に並ぶ5つの値の最大値を求めます。第1列は2,6,4,3,0で最大6、第2列は8,1,6,2,3で最大8、第3列は5,7,2,6,5で最大7、第4列は3,2,4,3,3で最大4、第5列は5,4,6,1,4で最大6となり、投影数列は6,8,7,4,6です。最小値を取ればMinIP、合計すれば単純加算(RaySum)になる点も対比して覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成