ソクマル診療放射線技師

甲状腺結節の超音波像(別冊No. 5)を別に示す。矢印で示すのはどれか。

甲状腺結節の超音波像(別冊No. 5)を別に示す。矢印で示すのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑵です。矢印の先には、結節内の点状〜塊状の高エコー(石灰化)があり、そのすぐ後方に扇形の無エコー帯が伸びています。超音波が石灰化や結石など音響インピーダンスの差が大きい構造にあたると、大部分が反射・吸収されて奥まで届かなくなるため、その後方が黒く抜けます。これが音響陰影で、石灰化や結石の存在を示す重要な所見です。甲状腺結節では微細石灰化が乳頭癌を示唆することがあります。後方が黒く抜けるという同じ見え方をする側方陰影との区別は、陰影が高エコー構造の真後ろに出るか、辺縁の接線方向に出るかで判断します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成

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