ソクマル診療放射線技師

胸部MRI のT1 強調像(別冊No. 3)を別に示す。前縦隔腫瘤が接するのはど…

胸部MRI のT1 強調像(別冊No. 3)を別に示す。前縦隔腫瘤が接するのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。前縦隔は胸骨の背側で心臓と大血管の前方にあたる区画で、胸腺腫や奇形腫、リンパ腫などの腫瘤が生じます。提示されたT1強調像では、腫瘤は胸骨のすぐ背側に位置し、その後方で肺動脈幹(主肺動脈)と広い面で接しています。肺動脈幹は右心室から出て上行大動脈の左前方を上行し、左右の肺動脈に分かれる血管で、心大血管のなかで最も前方かつ左寄りを走るため、前縦隔の腫瘤と接しやすい位置関係にあります。心大血管の前後関係を頭に入れておくと、接する構造を画像から判断しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-06.html)を加工して作成

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