放射性物質を取り込んだ子どもに対する預託実効線量において、摂取した年齢からの評価…
放射性物質を取り込んだ子どもに対する預託実効線量において、摂取した年齢からの評価期間で正しいのはどれか。
- ⑴ 40 歳まで40歳までという定めはありません。子どもの積算期間は摂取した年齢から70歳までです。
- ⑵ 50 歳まで50という数字は成人の積算期間である摂取後50年間と混同しやすい値です。子どもは年齢ではなく70歳までと定められています。
- ⑶ 60 歳まで60歳までという定めはありません。子どもは70歳までです。
- ⑷ 70 歳まで子どもの預託実効線量は、摂取した年齢から70歳になるまでの期間について積算して評価します。成人は摂取後50年間です。
- ⑸ 80 歳まで80歳までという定めはありません。ICRPの考え方では子どもは70歳までとされています。
解説
正解は⑷です。預託実効線量は、放射性物質を体内に取り込んだ後、その物質が体内にとどまって被ばくを与え続ける分を、あらかじめ一定の期間について積算して評価する量です。ICRPの考え方に基づき、成人では摂取後50年間、子どもでは摂取した年齢から70歳になるまでの期間を積算期間とします。子どもは残りの人生が長く、また代謝や成長の途上にあるため、長い期間にわたる被ばくを見込む必要があるからです。成人の50年という数字と混同しやすいので、成人は摂取後の年数、子どもは70歳という到達年齢で定められている点を区別して覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成