あるデジタルX 線画像システムで撮影したときの、単位面積1 mm²当たりの平均入…
あるデジタルX 線画像システムで撮影したときの、単位面積1 mm²当たりの平均入射X 線量子数が1,000 個で、出力画像のSNR は20 であった。このシステムのDQE の値はどれか。
- ⑴ 0.20.2となるのはSNR出力の2乗が200のときで、20の2乗である400とは一致しません。
- ⑵ 0.30.3となるのはSNR出力の2乗が300のときです。計算式に戻って400÷1,000を確認してください。
- ⑶ 0.4入力側のSNRの2乗は量子数1,000、出力側のSNRの2乗は20の2乗で400。DQE=400÷1,000=0.4となります。
- ⑷ 0.50.5となるのはSNR出力の2乗が500のときで、20の2乗の400とは合いません。
- ⑸ 0.60.6となるのはSNR出力の2乗が600のときです。20の2乗は400なので当てはまりません。
解説
正解は⑶です。DQE(量子検出効率)は、システムに入る側の信号雑音比の2乗に対し、出力画像の信号雑音比の2乗がどれだけ残ったかを表す指標で、DQE=SNR出力の2乗÷SNR入力の2乗で求めます。入射X線量子はポアソン分布に従うため、入力側の信号雑音比の2乗は量子数そのものに等しく、ここでは1mmあたり1,000となります。出力画像の信号雑音比は20ですから、その2乗は400です。したがってDQE=400÷1,000=0.4となります。DQEは0から1の値をとり、1に近いほど入射量子の情報を無駄なく画像化できていることを意味します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成