FPD で正しいのはどれか。2 つ選べ。
FPD で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 画素サイズは10~20 µm である。FPDの画素サイズは一般に100〜200µm程度です。10〜20µmはマンモグラフィ用でも到達しない大きさで、実際より1桁小さすぎます。
- ⑵ I. I. に比べダイナミックレンジが狭い。逆です。FPDはI.I.に比べてダイナミックレンジが広く、線量に対する応答も直線的である点が利点です。
- ⑶ パルス照射による動画撮影が可能である。画素ごとに高速に読み出せるため、パルス照射に同期した動画撮影が可能です。透視と撮影を同一検出器で行えます。
- ⑷ X 線検出から信号出力までリアルタイムに行える。薄膜トランジスタによる読み出しでX線検出から信号出力までを遅れなく行えるため、リアルタイム表示ができます。
- ⑸ 直接変換方式は間接変換方式に比べ構造が複雑である。逆です。直接変換方式はアモルファスセレンで電荷を直接得るため、シンチレータとフォトダイオードを組み合わせる間接変換方式より構造は単純です。
解説
正解は⑶と⑷です。FPD(フラットパネルディテクタ)は薄膜トランジスタで画素ごとに電荷を読み出す方式のため、X線の検出から信号出力までをリアルタイムに行えます。これによりパルス照射と同期した動画撮影(透視・血管撮影)が可能で、透視と撮影を同一の検出器で行えることが大きな利点です。画素サイズは100〜200µm程度で、10〜20µmではありません。またダイナミックレンジはI.I.より広く、直接変換方式は光電変換層と光検出器を分けずアモルファスセレンで直接電荷を得るため、間接変換方式より構造は単純です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成