腎臓で血液のろ過を行うのはどれか。
腎臓で血液のろ過を行うのはどれか。
- ⑴ 糸球体糸球体は毛細血管が毛玉状に集まった構造で、血圧を原動力に血漿成分をBowman嚢へろ過し原尿をつくります。ろ過を担うのはここだけです。
- ⑵ 腎盂腎盂は腎杯から集まった尿をためて尿管へ送る通路であり、ろ過は行いません。
- ⑶ 腎静脈腎静脈はろ過と再吸収を終えた血液を下大静脈へ戻す血管で、ろ過には関与しません。
- ⑷ 尿管尿管は腎盂から膀胱へ尿を運ぶ管であり、ろ過の場ではありません。
- ⑸ 尿細管尿細管は原尿から水や電解質などを再吸収し一部を分泌して尿を完成させる部分で、ろ過そのものは行いません。
解説
正解は⑴です。腎臓で血液のろ過を行うのは糸球体です。糸球体は輸入細動脈が毛細血管の毛玉状にほどけた構造で、血圧を原動力として血漿成分を Bowman 嚢へ押し出し、原尿をつくります。ここでは血球と大きなタンパク質はろ過されません。尿細管は、その原尿から水・電解質・糖・アミノ酸を再吸収し、また一部の物質を分泌して尿を完成させる部分であり、ろ過そのものは行いません。腎盂と尿管はできあがった尿を運ぶ通路、腎静脈はろ過を終えた血液を心臓へ戻す血管です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成