使用済み注射針の廃棄処理で正しいのはどれか。
使用済み注射針の廃棄処理で正しいのはどれか。
- ⑴ 病原体別に容器を使い分ける。病原体別に分ける必要はなく、鋭利な感染性廃棄物としてまとめて同じ専用容器に廃棄します。
- ⑵ 容器に段ボール箱を使用する。段ボールは針が貫通するため不適切です。耐貫通性のあるプラスチック製専用容器を用います。
- ⑶ 蓋がない開放した容器を用いる。開放容器では内容物が飛び出したり手が入ったりする危険があります。蓋のできる容器を用い、満杯になったら密閉して廃棄します。
- ⑷ 容器容量の約8 割を超えて詰め過ぎない。詰め込みすぎると針が容器からはみ出し蓋も閉まらなくなり、針刺し事故の原因になります。容量の約8割を目安に交換します。
- ⑸ 使用済みの注射針はリキャップしてから廃棄する。リキャップは針刺し事故の最大の原因です。使用した場所で、リキャップせずそのまま専用容器へ廃棄します。
解説
正解は⑷です。使用済み注射針は感染性産業廃棄物のうち鋭利なものに当たり、耐貫通性があって蓋のできる専用容器に、使用したその場で直ちに廃棄します。詰め込みすぎると針が容器からはみ出したり蓋が閉まらなくなったりして針刺し事故につながるため、容量の約8割を目安に交換するのが原則です。病原体の種類で容器を分ける必要はなく、すべて同じ感染性廃棄物として扱います。段ボールは針が貫通するため不適切であり、開放容器も内容物が飛び出す危険があります。リキャップは針刺し事故の最大の原因なので行いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成