画像圧縮に用いられる手法はどれか。
画像圧縮に用いられる手法はどれか。
- ⑴ ウィンドウ処理ウィンドウ処理は表示する濃度(CT値)の中心と幅を設定して見やすくする表示処理で、データ量は変わりません。
- ⑵ ボケマスク処理ボケマスク処理はぼかした画像を差し引いて輪郭を強調する空間フィルタ処理で、圧縮とは目的が異なります。
- ⑶ 離散コサイン変換画像を余弦波の周波数成分に分解し、視覚的に目立たない高周波成分を粗く量子化することでデータ量を減らします。JPEG非可逆圧縮の中核です。
- ⑷ ヒストグラム平坦化ヒストグラム平坦化は画素値の分布を均して階調を広げるコントラスト改善処理で、圧縮手法ではありません。
- ⑸ サブトラクション処理サブトラクション処理は造影前後などの2画像の差分をとって血管を抽出する処理(DSA)で、データ量の削減が目的ではありません。
解説
正解は⑶です。離散コサイン変換(DCT)は、画像を余弦波の周波数成分に分解する変換で、人間の目に感じ取りにくい高周波成分を粗く量子化することでデータ量を大きく減らせます。JPEG方式の非可逆圧縮の中核として用いられている手法です。ほかの選択肢はいずれも表示や画質の調整、あるいは診断情報の抽出を目的とした画像処理であり、データ量の削減を狙う圧縮手法ではありません。ウィンドウ処理は表示する濃度範囲の設定、ボケマスク処理は輪郭強調、ヒストグラム平坦化は階調分布の変換、サブトラクション処理は差分による血管抽出です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成