ソクマル診療放射線技師

頭頸部癌の放射線治療における急性期有害事象はどれか。

頭頸部癌の放射線治療における急性期有害事象はどれか。

解説

正解は⑴です。急性期有害事象とは、照射中から照射終了後おおむね3か月以内に生じるもので、細胞分裂の盛んな組織に早く現れるのが特徴です。頭頸部領域では口腔・咽頭の粘膜炎が代表で、治療開始2〜3週ごろから出現し、放射線皮膚炎、唾液分泌の低下、味覚障害などとともに治療期間中の主な問題になります。一方、脳壊死、下顎骨壊死、頸動脈狭窄、甲状腺機能低下はいずれも照射後半年から数年を経て現れる晩期有害事象です。血管や結合組織の障害を基盤とし、いったん生じると回復しにくい点が急性期との大きな違いです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成

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