我が国の悪性腫瘍で正しいのはどれか。
我が国の悪性腫瘍で正しいのはどれか。
- ⑴ 喉頭癌は男性より女性に多い。喉頭癌は喫煙と飲酒が主な危険因子で、男性の罹患が女性の10倍前後と圧倒的に多い癌です。
- ⑵ 乳癌の組織型で最も多いのは腺癌である。乳癌は乳管や小葉の上皮から発生する腺癌で、浸潤性乳管癌が最も多い組織型です。
- ⑶ 子宮頸癌の組織型で最も多いのは腺癌である。子宮頸癌で最も多いのは扁平上皮癌です。近年は腺癌の割合が増えていますが、なお扁平上皮癌が多数を占めます。
- ⑷ 胃癌の組織型で最も多いのは扁平上皮癌である。胃癌のほとんどは腺癌です。扁平上皮癌が多いのは食道であり、胃ではまれです。
- ⑸ ホジキンリンパ腫の方が非ホジキンリンパ腫よりも多い。悪性リンパ腫の大半は非ホジキンリンパ腫で、日本ではホジキンリンパ腫は1割程度にとどまります。
解説
正解は⑵です。乳癌は乳管上皮や小葉上皮から発生する腺癌で、なかでも浸潤性乳管癌が最も多い組織型です。ほかの選択肢を確認すると、喉頭癌は喫煙と飲酒が主な危険因子で男性の罹患が女性の10倍前後と圧倒的に多い癌です。子宮頸癌は扁平上皮癌が最も多く、近年は腺癌の割合が増加傾向にあるものの依然として扁平上皮癌が多数を占めます。胃癌はほとんどが腺癌で、扁平上皮癌が多いのは食道です。悪性リンパ腫では非ホジキンリンパ腫が大半を占め、日本のホジキンリンパ腫は1割程度にとどまります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成