ソクマル診療放射線技師

右季肋部縦走査の超音波像(別冊No. 2)を別に示す。矢印で示すアーチファクトは…

右季肋部縦走査の超音波像(別冊No. 2)を別に示す。矢印で示すアーチファクトはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑸です。矢印が示すのは、探触子と体表の間や横隔膜のような強い反射面で超音波が往復を繰り返すために生じる、深部方向へ等間隔に並ぶ線状の虚像で、多重反射(リバーベレーション)と呼びます。実際には存在しない構造が、反射面までの距離の整数倍の深さに繰り返し描出されるのが特徴で、右季肋部縦走査では肝表面や横隔膜の付近によくみられます。音響陰影は結石やガスの後方が黒く抜ける像、側方陰影や外側陰影は嚢胞辺縁から後方へ伸びる細い無エコー帯であり、いずれも等間隔の繰り返し像にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成

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