放射性同位元素等規制法で誤っているのはどれか。
放射性同位元素等規制法で誤っているのはどれか。
- ⑴ 原子力基本法の精神にのっとっている。同法第1条は原子力基本法の精神にのっとり、放射線障害を防止して公共の安全を確保することを目的として掲げています。記述は正しいです。
- ⑵ サイクロトロンは放射線発生装置に該当する。サイクロトロンはシンクロトロン、直線加速装置などとともに政令で放射線発生装置として定められています。記述は正しいです。
- ⑶ 1 メガ電子ボルト未満のエネルギーを有するエックス線は放射線の定義に含まれる。政令ではエックス線・ガンマ線は1メガ電子ボルト以上の電磁波と定義されています。1メガ電子ボルト未満は含まれないため、この記述が誤りで正解です。
- ⑷ 放射線障害予防規程を変更した場合、変更の日から30 日以内に原子力規制委員会へ届け出なければならない。放射線障害予防規程を変更したときは、変更の日から30日以内に原子力規制委員会へ届け出る義務があります。記述は正しいです。
- ⑸ 特定放射性同位元素は、放射性同位元素であって、その放射線が発散された場合において人の健康に重大な影響を及ぼすおそれがあるものである。特定放射性同位元素は、発散された場合に人の健康に重大な影響を及ぼすおそれがあるものとして定義されています。記述は正しいです。
解説
正解は⑶です。放射性同位元素等規制法における放射線の定義は政令で定められており、エックス線およびガンマ線については「1メガ電子ボルト以上のエネルギーを有する電磁波」とされています。したがって1メガ電子ボルト未満のエックス線はこの法律の放射線には含まれず、⑶の記述が誤りです。診断用X線装置がこの法律の規制対象にならず医療法で規制されるのは、この定義によります。他の選択肢はいずれも法の規定どおりで、サイクロトロンは放射線発生装置、予防規程の変更届は30日以内と定められています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成