図のような周期パターンのMichelson〈マイケルソン〉コントラストはどれか。
図のような周期パターンのMichelson〈マイケルソン〉コントラストはどれか。
- ⑴ 0.1図の山と谷の値を(Lmax−Lmin)/(Lmax+Lmin)に入れると、差が和の約1割となり0.1が得られます。これが正解です。
- ⑵ 0.60.6は山と谷の差が平均の6割ある強いコントラストに相当します。図のパターンの振幅はそこまで大きくありません。
- ⑶ 1.2Michelsonコントラストは定義上0から1の範囲に収まるため、1.2という値は取り得ません。差だけを平均で割る誤りで生じます。
- ⑷ 2.72.7も定義域を超えています。最大値と最小値の比を計算した場合などに現れる誤答です。
- ⑸ 3.33.3も1を超えており定義上不可能です。分母に和ではなく最小値を用いる誤りで生じやすい値です。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。Michelsonコントラストは周期パターンの最大値Lmaxと最小値Lminから、(Lmax−Lmin)/(Lmax+Lmin)として定義されます。分母が分子より必ず大きいので値は0以上1以下に収まり、1を超える⑶⑷⑸は定義上あり得ません。図の周期パターンから山と谷の値を読み取ると、両者の差は和のおよそ1割にとどまるため、コントラストは0.1と求められます。例えば最大1.1・最小0.9なら(1.1−0.9)/(1.1+0.9)=0.1となります。振幅の絶対値ではなく平均値に対する比であることを押さえてください。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成