IVR で使用するガイドワイヤで正しいのはどれか。
IVR で使用するガイドワイヤで正しいのはどれか。
- ⑴ 滅菌して再利用できる。ガイドワイヤは単回使用の医療機器です。表面コーティングの劣化や感染の危険があり、滅菌して再利用することはできません。
- ⑵ 造影剤の誘導に用いられる。造影剤はカテーテルの内腔を通して注入器で注入します。ガイドワイヤが造影剤を導くわけではありません。
- ⑶ 血管刺入部の止血に用いられる。血管刺入部の止血はシース抜去後の圧迫や止血デバイスで行います。ガイドワイヤに止血の機能はありません。
- ⑷ 血管内カテーテルの誘導に用いられる。血管内でカテーテルを目的部位へ誘導するのがガイドワイヤの役割です。定義どおりで正解です。
- ⑸ カテーテルの長さよりも短いものが用いられる。カテーテルの内腔を通して操作・交換するため、ガイドワイヤはカテーテルより長いものを使います。短いものでは通せません。
解説
正解は⑷です。ガイドワイヤは血管内に先行して挿入し、その上をカテーテルが滑るように進むことで目的血管まで安全に誘導するための細い金属ワイヤです。先端が柔らかく屈曲する構造で血管壁の損傷を防ぎ、蛇行や分岐の選択にも用いられます。カテーテルの内腔を通して交換するため、必ずカテーテルより長いものを使います。単回使用の医療機器であり再滅菌して使い回すことはできません。造影剤の注入や止血はそれぞれ注入器やシース抜去後の圧迫で行い、ガイドワイヤの役割ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成