乳房MLO 方向撮影で正しいのはどれか。2 つ選べ。
乳房MLO 方向撮影で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 圧迫圧は40 N 程度とする。MLOの圧迫圧はおおよそ100〜150Nが目安です。40N程度では圧迫が不十分で、厚みが減らず被ばくもぼけも増えます。
- ⑵ 乳房圧迫後に乳房支持台の角度を決定する。支持台の角度は圧迫する前に大胸筋の走行に合わせて決めます。圧迫後では角度を修正できません。
- ⑶ 非検側乳房が照射野内に入らないようにする。非検側の乳房や肩が写り込むと重なりで診断が妨げられるため、照射野外に出します。正しい記述です。
- ⑷ 乳房外側上部がブラインドエリアとなりやすい。MLOでブラインドエリアになりやすいのは内側です。外側上部は大胸筋とともに比較的よく含められます。
- ⑸ 乳房支持台の角度を被検者の大胸筋と平行に合わせる。支持台の角度を大胸筋と平行にすることで大胸筋と乳房後部まで含められます。MLOの基本手技で正しい記述です。
解説
正解は⑶と⑸です。MLO(内外斜位)方向撮影では、まず被検者の大胸筋の走行に合わせて乳房支持台の角度(通常45度前後、体格により30〜60度)を決め、大胸筋と支持台を平行にしてから乳房を引き出して圧迫します。こうすると大胸筋から乳房後部まで確実に含められます。また対側の乳房や肩が照射野に入ると重なりで診断が妨げられるため、非検側乳房は照射野外に出します。圧迫は約100〜150Nが目安で、角度決定は圧迫前に行い、ブラインドエリアは内側に生じやすい点も押さえてください。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成