一般撮影の診断参考レベルにおいて入射表面線量が最も低い撮影はどれか。
一般撮影の診断参考レベルにおいて入射表面線量が最も低い撮影はどれか。
- ⑴ 頭部正面頭部正面は頭蓋骨の減弱が大きく、DRLは3mGy前後と胸部より1桁高い値です。最も低くはありません。
- ⑵ 頸椎正面頸椎正面は1mGy弱で、頭部や腰椎より低いものの胸部正面より高い値です。
- ⑶ 胸部正面胸部正面は肺野の減弱が小さく高管電圧で撮影できるため、DRLの入射表面線量は0.3mGy程度と最も低くなります。
- ⑷ 腰椎正面腰椎正面は体幹の厚みが大きく骨の描出が必要なため、DRLは3mGy前後と高い値です。
- ⑸ 骨盤正面骨盤正面も厚い部位で、DRLは3mGy前後です。胸部正面より大幅に高くなります。
解説
正解は⑶です。わが国の一般撮影の診断参考レベル(DRL)では、入射表面線量は被写体の厚さと必要なコントラストに応じて決まり、胸部正面が0.3mGy程度と最も低く設定されています。胸部は空気を含む肺野で減弱が小さく、高い管電圧で撮影できるためです。これに対し頭部正面や腰椎正面、骨盤正面は3mGy前後、頸椎正面は1mGy弱と、いずれも胸部より1桁近く高い値です。骨の描出が必要な部位ほど線量が高くなるという関係を押さえると順序を再現できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成