画像診断用ディスプレイで正しいのはどれか。
画像診断用ディスプレイで正しいのはどれか。
- ⑴ 不変性試験は2 年ごとに行う。不変性試験は日常点検および月次・年次の定期点検として繰り返し実施します。2年ごとという頻度では管理が成り立ちません。
- ⑵ 輝度比は最大輝度と最小輝度の比である。輝度比は最大輝度と最小輝度の比として定義され、ディスプレイの階調表示能力を表します。定義どおりで正しい記述です。
- ⑶ 照度計を用いてコントラスト応答を求める。コントラスト応答は各階調の輝度を輝度計で測って評価します。照度計は室内照明の明るさを測る機器で用途が違います。
- ⑷ 解像度2,048 × 2,560 は3 メガピクセルに相当する。2,048×2,560は約524万画素で、5メガピクセル相当です。3メガピクセルは2,048×1,536程度の解像度にあたります。
- ⑸ テストパターンを用いた目視試験は客観的評価となる。目視試験は観察者の判断に依存する主観的評価です。客観的評価には輝度計による定量測定が必要です。
解説
正解は⑵です。画像診断用ディスプレイの管理では、最大輝度と最小輝度の比を輝度比(コントラスト比)と定義し、階調表示の余裕を評価します。JESRAの品質管理基準では受入試験で基準値を確認し、その後は不変性試験を日常点検と定期(月次・年次)点検として継続的に行います。輝度やコントラスト応答の測定には輝度計を用い、照度計は室内の照明環境を測るための機器です。テストパターンの目視は簡便ですが観察者に依存する主観的評価であることも押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-06.html)を加工して作成